月: 2019年10月

王ラン106話感想

う〜〜んう〜〜ん

ホクドーの事なら簡単に語れるけれど、ドーマスの言っていた「カゲ一族の特性」について言及するとなると結構難しい気が…

とりあえず、ヒリング様たちを倒れたアピスに導いたネズミはミランジョに操られてるね。以前冥府から魔獣を連れていくために魔女の「魅了」とやらを使った時も、魔獣たちは目が白くなってたし…
アピスが倒れて危ない、というところまで分かっているとしたら、ダイダが王に選ばれる事を分かっていたし、ミランジョは千里眼の様な能力まで持っているのだろうか
ヒリング様を呼ぶという辺りが、ボッスと結婚するのに適した女性としてミランジョ自らヒリングを選んでいるので、ヒリング様のやさしい性格を理解しているんだろうな…

アピスは昔の自分とボッジくんを重ねて見ていたりしたんじゃないかな。自分も昔は自信を持てずに停滞していたけれど、ミランジョのおかげで強くなれたから…みたいな

ボッジくんの戦い方は血の通った生物だからこそ通じる戦法だから、オウケンと戦うとなると不味いけど、その辺は誰かがサポートするのかな。今の段階だとボッジくん元に急いでいるホクロくんとドーマスか…

ボッジくんを地獄の門に突き落とす前にもあった、ドーマス様の知識披露シリーズが増えて嬉しいな。やっぱりドーマスは別に頭悪いわけじゃ無いんだよな、ただ愚かなだけで。
カゲ一族の体って確か、胃の中になんでも詰め込めていつでも取り出せるみたいな便利機能があったけど、それを応用してカゲ一族の死体で冥府へ繋がる門を作ったのかもしれない。
67、68話の悪い予感も当たっていたし、ドーマスの嫌な予感は意外と当たるんですよね〜。今まで読んできた分には、カゲくんはボッジくんの事を真に思い、ボッジくんに寄り添ってくれる優しい友達の印象だけど…
ただ違和感があるとしたら、父親を倒す事を躊躇するボッジくんに対して「迷ってるヒマなんてねえんだ」と言い放った部分ですかね。
以前にはドーマスに会う事を恐れていたボッジくんに「あんな奴ぶっ飛ばしてしまえ」と言っていたけれど、アレはボッジくんを励ます目的だった。だけど、今回のカゲくんの発言はボッジくんの心に寄り添い励ますものというより、事態の解決を一番に考えたものだった…と考えると少し今までとは違うのかな…

ホクロくんとドーマスについてですが…やっぱりホクロくんは可愛いな〜〜〜!!!
孤独だったボッジくんにようやくできたお友達を悪く言うなんて、ホクロくんには信じられないんだろうな〜
あんなにボッジくんが楽しく駆けっこ?していたカゲくんが悪い子な訳がないし、何よりボッジくんのお友達だから…
そう考えると本当にホクロくんは良い子だ〜と思うけれど、危うさも感じてしまうよね。ホクロくん、良い子だけど良い子すぎて自分の事疎かにしてしまいがちだし(自分一人で責任を負い処刑されかけた)、もう少し自分を大切にして欲しいとも思うんだよ…
今回のドーマスは臣下として例えボッジ様の友達だとしても、全てを信じきらない方が良いときっちり考えられていてまた株が上がった。疑う事も時には必要だからね。
ホクロくんとドーマスの性質のバランス本当に良いよな。ホクロくんはとても良い子でとにかく優しく寄り添い人を信じることが出来て、悪いことは悪いと言える。ドーマスは利己的ではあるし、精神的に未熟ではあるけれど、なんだかんだでボッジくんの事を気にしていて注意力がある。

私、ホクロくんにドーマスの事叱って欲しかったんですよ。
76話の予告画像は「なぜこれくらい出来ない?」とホクロくんにパワハラしてるドーマスで、
その時は(こんな理不尽なパワハラをホクロくんがそのまま受け入れるだろうか?ここは1つガツンと言って欲しい!)と思っていたのですが…ホクロくんはドーマスの横暴を普通に我慢して流してまして……

ホクロくん!!!!もっとドーマスに文句言って良いよ!!!!!
と思っていたので、ホクロくんがちゃんと文句言えてて本当嬉しいです。
ホクロくんは人の事だと怒れるけど自分のことは蔑ろにしがちだから、自分の事でもドーマスをもっと怒ってね。
31〜32話以降、初めてホクロくんに怒られたのかドーマスが結構ショック受けてるの面白くて好きです。最終ページの3コマ目のドーマスの顔の覇気のなさ、ホクロくんに怒られてショックだったんでしょ!!ホクロくんに甘えるな!!!!!
ドーマス、カゲくんに怒られていた時もショック受けていたし、怒られた経験少ないのかな…

全然関係ないんですけど最近のドーマス完全に右目が隠れがちですね。かわいい。